公益財団法人ほくりくみらい基金が第15回「日本ファンドレイジング大賞」を受賞しました

2025年1月29日更新

全国コミュニティ財団協会が実施する2021年度休眠預金等活用事業「地域の資金循環とそれを担う組織・若手支援者を生み出す人材育成事業」の支援によって設立された「公益財団法人ほくりくみらい基金」が「認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会」の実施する第15回「日本ファンドレイジング大賞」にて大賞を受賞しました。

当協会の会員財団においては、2014年に「公益財団法人京都地域創造基金」が、2019年に「公益財団法人みんなでつくる財団おかやま」、2020年に「公益財団法人佐賀未来創造基金」が同大賞を受賞しており、当協会が関係するコミュニティ財団の大賞受賞は今回が4回目となります。

「公益財団法人ほくりくみらい基金」では、「令和6年能登半島地震 災害支援基金」「令和6年9月能登半島豪雨災害支援基金」を発災直後に速やかに立ち上げ、集まった寄付を原資に助成公募を行ってきました。2024年12月時点での2つの災害支援基金の寄付総額は7800万、助成総額は4800万円を超えています。
2025年1月1日より地震・豪雨支援の両方に対応できる新基金「能登とともに基金」の寄付受付を開始しています。引き続き、ほくりくみらい基金を通じて、能登の復興をご支援いただけますと幸いです。


■「日本ファンドレイジング大賞」について

「日本ファンドレイジング大賞」は、人々に感動と笑顔を与えるファンドレイジングを行った団体を称え、その活動を広く紹介することを目的に、2010年から先駆的な取り組みを行ったNPOや企業などに贈られてきました。第15回となる今年は、さまざまな領域で多様な活動に取り組む47団体が候補として推薦され、選考委員会による厳正な書類選考の結果、入賞5団体・プロジェクトが選出されました。

第15回「日本ファンドレイジング大賞」入賞団体は以下の通りです。

・認定NPO法人アジア車いす交流センター(WAFCA)
・認定NPO法人CALL4
・認定NPO法人TABLE FOR TWO International
・認定NPO法人抱樸
・公益財団法人ほくりくみらい基金

大賞は、5団体の中から認定・准認定ファンドレイザーのウェブ投票によって決定されました。

【ほくりくみらい基金の受賞理由】

設立から間もない中で、2024年1月1日の能登半島地震を受け、災害翌日に「能登半島地震災害支援基金」を設立し、寄付募集を速やかに開始し、コミュニティ財団としての役割を担った点が評価されました。緊急期のみならず、復旧期・復興期まで中長期的な支援に柔軟に対応し、変化する被災支援のニーズを客観的に捉え、寄付を集め、地域のNPO等の活動団体への助成育成支援を継続するコミュニティ財団としての役割の重要性を示しました。


<参考>ほくりくみらい基金のリリース記事|公益財団法人ほくりくみらい基金が石川県の団体として初めて第15回「日本ファンドレイジング大賞」を受賞

<参考>日本ファンドレイジング協会のリリース|「能登とともに基金」のほくりくみらい基金が最多得票数を獲得し、第15回日本ファンドレイジング大賞を受賞。入賞団体の解説動画を公開〜2025/1/18(土)、ファンドレイジングカンファレンス「FRJ2025」のオープニングセッションにて授賞式を実施しました。

https://jfra.jp/news/54656