全国コミュニティ財団協会も3 周年を迎えました。この間、コレクティブインパクトの取り組み、熊本地震への支援、遺贈寄付を推進する全国レガシーギフト協会設立への参画などに取り組んできました。
一方で、地方を取り巻く状況は厳しさを増しており各地で策定された人口ビジョンでは2040 年までに5 万人単位で人口減少が起きる地
域や30% を超える高齢化率など、介護、健康寿命の維持、子育て支援、インフラの維持など様々な分野で官民を超えた取り組みが必須となる
とともに、そこへ税財源だけではない資金の投資の必要性が高まっています。そのような状況の中で休眠預金活用法案による税とも寄付とも違う資金が課題解決に投じられることが決まりました。こうした資金を消費してしまうものではなく、域内における資金循環や再投資の流れづくりへとつなげていく必要があると実感しています。
本大会ではこうした社会状況を踏まえながら、多様な主体が連携して社会課題の原因となるシステムチェンジに取り組むコレクティブインパクトの手法による取り組みを核にしながら、本質的に地域の課題解決のために必要な取り組みやその手法について議論を行います。
全国コミュニティ財団協会も3 周年を迎えました。この間、コレクティブインパクトの取り組み、熊本地震への支援、遺贈寄付を推進する全国レガシーギフト協会設立への参画などに取り組んできました。
一方で、地方を取り巻く状況は厳しさを増しており各地で策定された人口ビジョンでは2040 年までに5 万人単位で人口減少が起きる地
域や30% を超える高齢化率など、介護、健康寿命の維持、子育て支援、インフラの維持など様々な分野で官民を超えた取り組みが必須となる
とともに、そこへ税財源だけではない資金の投資の必要性が高まっています。そのような状況の中で休眠預金活用法案による税とも寄付とも違う資金が課題解決に投じられることが決まりました。こうした資金を消費してしまうものではなく、域内における資金循環や再投資の流れづくりへとつなげていく必要があると実感しています。
本大会ではこうした社会状況を踏まえながら、多様な主体が連携して社会課題の原因となるシステムチェンジに取り組むコレクティブインパクトの手法による取り組みを核にしながら、本質的に地域の課題解決のために必要な取り組みやその手法について議論を行います。
●日時 2017年3月20日(月・祝)13:30~16:30
●会場 全国町村会館(東京都千代田区永田町1丁目11-35)
●対象
一般社団法人 全国コミュニティ財団協会・会員、NPO・NGOをはじめとする社会課題の解決に取り組む組織、
地域での資金循環や地方創生に関心のある金融機関、行政機関、社会福祉法人、助成財団、
その他、地域における資金循環や社会課題解決に関心のある方
●参加費 1,000円
●プログラム:
13:30~ 開会
13:40~ トークセッション
「コミュニティ財団による多様な主体参加と資金循環の可能性」
モデレーター:深尾 昌峰((一社) 全国コミュニティ財団協会 会長)
□スポーツ選手による社会貢献の可能性
公益財団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットリーグ
理事・事務局長 葦原一正
□企業による本業との連携とシビックプライド
公益財団法人 あいちコミュニティ財団 木村真樹
公益財団法人 みらいファンド沖縄 小阪亘
公益財団法人 京都地域創造基金 可児卓馬
15:00~ 分科会
「日本の地域におけるコレクティブインパクトの実践」
分科会①震災復興におけるコミュニティ財団の役割
モデレーター:鈴木祐司((一社) 全国コミュニティ財団協会 副会長)
東北、茨城、広島、九州等での災害時におけるコミィニティ財団の動きを共有する。
分科会②社会的孤立を防ぐコレクティブインパクト
モデレーター:木村真樹((一社) 全国コミュニティ財団協会 副会長)
子どもの貧困、地域包括ケアの実現、受刑者の社会復帰の取り組み。
分科会③コミュニティ持続のためのコレクティブインパクト
モデレーター:石原達也((一社) 全国コミュニティ財団協会 事務局長)
トヨタモビリティ基金の助成による山間地での生活維持の取り組み。
16:30 閉会
●主催 一般社団法人 全国コミュニティ財団協会
●助成 公益財団法人 日本財団
●協力 公益財団法人 トヨタ財団